妊娠前の甘いコーラ摂取が妊娠糖尿病発症に関連

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先日、わが国における清涼飲料水の出荷(確か金額ベース)が減少に転じたとニュースで報道されているのを目にした。価格の安いPB商品の普及による金額ベースの減少に留まるのかも知れないが、ソフトドリンクの行き過ぎた消費が是正されているのであれば歓迎できる動きである。妊娠糖尿病とコーラの消費との因果関係を述べた論文がDabetes careに出た模様。careNet.comニュースから。

妊娠前の甘いコーラ摂取が妊娠糖尿病発症に関連砂糖で甘くしたコーラを妊娠前から週5杯以上飲んでいた女性では、妊娠糖尿病の発症リスクが高まることが、米国の大規模な疫学的研究から示された。他の甘味飲料や、人工甘味料を使った飲料ではこの関連は認められなかったという。米ルイジアナ州立大学(ニューオーリンズ)健康科学センター疫学助教授のLiwei Chen氏らの研究グループは、「Nurses' Health Study II」に参加している女性1万3,475例の10年間の医療記録を分析。年齢、家族歴、喫煙などの妊娠糖尿病に関連する危険因子(リスクファクター)を調整した結果、砂糖で甘くしたコーラを週5杯以上摂取していた女性では、月1杯以下しか摂取していなかった女性に比べ、妊娠糖尿病の発症リスクが22%高いことが明らかになった。他の慢性代謝性障害との関連性については過去の研究でも示されているが、妊娠女性におけるリスク増大を示した研究はこれが初めて。ただ、なぜコーラだけがリスクと関連するかについては明らかでないという。理由の1つと考えられるのは、「米国におけるコーラの恐ろしいほどの人気ぶりである」とChen氏は述べている。栄養調査結果によると、米国では19-39歳でのソフトドリンクの摂取量が1977年から2001年の間に2倍以上に増加している。Chen氏は「この結果をもって因果関係を結論づけるのではなく、他の研究で確認されることが必要」としながらも、「その間にも女性はそうした飲料の摂取を控えることが勧められる。妊娠に限らず、児に長期にわたる重大な影響をもたらすリスクがあることを自覚すべきである」と述べている。この研究結果について、飲料メーカーの団体である米国飲料協会は「いかなる疫学的研究の結果をもってしても、因果関係は証明されていない」と今回の研究結果に疑念を呈する声明を発表。「砂糖で甘くした炭酸飲料の消費が妊娠糖尿病の危険因子でないことは“主要な科学学術団体” によって証明されている」とした上で、「健康的な妊娠に重要なのは、良い医療を受け、規則的な身体運動を行い、多様な食物と飲料を適度に摂取するというライフスタイルを、妊娠前および妊娠中に維持することである」と付記している。Chen氏らの研究結果は、医学誌「Diabetes Care」2009年12月号に掲載された。[2009年12月2日/HealthDayNews]Copyright (C)2010 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
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